地域連携

【地域連携/中尾ゼミナール】学生ビジネスアイディアプランコンペティション(M-BIP)で受賞!

2024.12.01

11/12(火)、13(水)

北陸先端科学技術大学院大学主催のMatching HUB Hokuriku 2024内で行われる ビジネスアイディアコンテスト(M-BIP2024)で、経済学部経営学科中尾公一ゼミナールのグループ4名がファイナリスト、1グループ2名と2名の個人(計8名)が入選となりました。
M-BIP(Maching HUB Business idea & Plan competition)とは、Matching HUB Hokuriku 2024の一環である地域の若い力をイノベーションにつなげることを目的とし、学生のアイデア、研究成果をビジネスに活かすべく、学生を対象に開催するビジネスアイデア及びプランのコンテストです。

11月12日に最終審査としてファイナリストが公開プレゼンテーションを行い、その結果、 QRインベストメント賞と、マイナビ賞を受賞しました。

M-BIP当日に学生たちに学びと交流の機会を提供いただきましたM-BIP事務局、授賞いただきました株式会社QRインベストメント、株式会社マイナビに心から感謝申し上げます。
中尾公一ゼミナールでは、ゼミ生たちのM-BIPへの応募に際し、以下の法人の方々に学生たちの現場視察やご指導などのお力添えを得てまいりました。

<2024年度のM-BIP応募に際しお世話になった法人一覧:五十音順。敬称略>
ARCHI HUMAA株式会社
アクア株式会社 業務用洗濯機事業本部
一般社団法人リバブルシティイニシアティブ
NPO法人トイボックス TSUMIKI COFFEE幸町店
NPO法人コミュニティリンク
NPO 法人プラス・アーツ
株式会社 栄光プリント Community & Libraryコトノハ
合同会社 CとH
日本政策金融公庫金沢支店

これらの法人の方々のおかげで、結果のいかんを問わず学生たちのビジネスに対する理解が深まり、また応募の準備が整いました。
改めて心から深く感謝申し上げます。
(文:担当教員 中尾公一)

学生のコメント

【ファイナリスト】経済学部経営学科 3年次 S・Kさん(石川県 鹿西高等学校出身)
今回私たちのグループが提出したアイデア、「フードレスキュー〜廃棄される食材を救う〜」がM-BIPファイナリストに選出され、「QRインベストメント賞」と「マイナビ賞」を受賞することができました。
プランの概要としては、石川県初の「地産地消型B to B食品取引アプリ」の運営を目指しています。規格外の食品や在庫過多の加工食品など、廃棄される前の食品を提供する事業者と、それを必要とする事業者をマッチングし、フードロスの削減を図る内容です。また、地域密着型の取り組みであるため、配送日数やコストを抑え、より迅速な取引を実現することも可能です。
私の所属しているゼミナールではゼミ生全員がM-BIPに応募することになっており、みんなのアイデアと比較した際に、私たちのグループの案よりも独創性があり、また、アイデアの表現力が高く、素晴らしい提案が沢山ありました。その中で入賞を頂くことができとても嬉しく思っております。
しかしながら、このビジネスプランには何が不足しているのか、どのように改善すればよりインパクトを与えることができるのかなど、多くの貴重なご指摘やアドバイスをいただきました。私たちでは気づかなかった視点を得ることができ、新たな気づきを得る貴重な機会となりました。

【入選】経済学部経営学科 3年次 O・Yさん(石川県 小松市立高等学校出身)
今回、プランが入選したと知ったときは、実現性の低いプランだと思っていたため驚きが大きく、自分の作ったものが評価され嬉しい気持ちもありました。
私は、既存の商品とどのように差別化を図るかを重視して考えていました。しかし、助言をいただいた際に起業家の方たちからは、協力してもらう企業側のメリットや具体的な予算など私が考えていなかったところも視野を広げて共に考えてくれました。このように、自分1人で全てを作るのではなく、多くの知見を持った大人の方からブラッシュアップしてもらいながら共にいいもの作っていくこともMーBIPならではの魅力ではないかと考えています。
これまで講義などでビジネスや経営を俯瞰的に学ぶことしかできませんでしたが、今回の経験が主体的にビジネスを学ぶことに繋がったと考えています。

【入選】経済学部経営学科 3年次 N・Yさん(富山県 石動高等学校出身)
私の創造する未来は「ワクワクしたまち」です。そこから、私は学生と地域をつなげるルリアンプロジェクトを作成しました。
この時代に、人間にしかできないコミュニケーションの場を作ることで、安全・安心のまちづくりの基盤を作るためにはどうしたら良いのか何度もブラッシュアップを行いました。半年かけて作成しそれを通して様々な先輩起業家の方との出会いや、新たな価値観、同世代の方からの熱い刺激を受け自分自身もプレゼンテーションの機会を頂き大きく成長することができました。

【入選】経済学部経済学科 3年次 T・Aさん(石川県 金沢西高等学校出身)
ゼミナールの活動ではビジネスプランのブラッシュアップの機会や企業訪問、ポスターセッションを通じてどうすればビジネスとして通用するかを考える視点が身につきました。また企業の方の鋭い指摘によって、より良いプランへと変化させる過程も楽しかったです。
当日のグループワークやポスターセッションでは、起業意欲の高い学生と意見交流ができてとてもいい経験になりました。