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【金沢星稜大学市民講座】(第116回)「廃棄物の移動にご注意を! -日本の現代史をひも解いて-」と題した講座を開催いたしました
2026.01.14
11/29(土)
本学において、経済学部経済学科の鈴木理彦准教授による「廃棄物の移動にご注意を! -日本の現代史をひも解いて-」と題した講座を開催しました。当日の講座では、廃棄物の移動に伴って発生したショッキングな問題・事件を取り上げて、これらを政治・経済・社会の視点からひも解きました。
まずは、香川県で発生した豊島(てしま)不法投棄事件についてです。今は倒産している豊島総合観光開発株式会社が1970年後半から10年にわたり関西圏から大量の廃棄物を受入れ、不法投棄したことが環境汚染を招き現在でもその浄化に課題が残っています。 業者のモラルハザードが一番の問題ですが、責任の所在のあいまいさ、行政の取り締まりができなかったこと等が取り沙汰されている現状があるとの解説がありました。
また、1964年の東京オリンピック誘致を機に、競技場及びオリンピック道路の建設が始まり、社会基盤の整備等が図られましたが、同時に騒音・河川汚濁・大気汚染の公害が問題となり、東京都公害防止条例や国の公害対策基本法が制定された件についても触れました。
一方で1967年の美濃部都政発足から、社会福祉政策、公害対策、ごみ問題対策、物価対策を打ち出されましたが、このため財政状況が悪化したことは否めないとの説明がありました。
以上の廃棄物を含めた問題は現在も各地で残っており、石川県も例外ではないことを新聞等を例に紹介し、あらためて根深い問題であり続けていることが理解できる内容でした。
一方で1967年の美濃部都政発足から、社会福祉政策、公害対策、ごみ問題対策、物価対策を打ち出されましたが、このため財政状況が悪化したことは否めないとの説明がありました。
以上の廃棄物を含めた問題は現在も各地で残っており、石川県も例外ではないことを新聞等を例に紹介し、あらためて根深い問題であり続けていることが理解できる内容でした。