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【金沢星稜大学市民講座】(第111回)「GPIF(年金積立金管理運用独立法人)のESG投資戦略-年金財政の安定とSDGsの達成に向けて-」を開催しました
2025.07.02
6/7(土)
本学において、経済学部地域システム学科の新広昭教授による「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のESG投資戦略—年金財政の安定とSDGsの達成に向けてー」と題した市民講座(第2回)を開催しました。
当日の講座では、約250兆円の年金積立金を運用する世界最大級の機関投資家であるGPIFの投資方法や運用実績、ESG投資の成果について取り上げました。
冒頭では、ESG投資とは何か、ESG投資が世界的に拡大した背景、ESG投資とSDGsの関係性などにについて触れ、後半は、GPIFがESG投資を行う理由や運用方針、またどのように企業を評価し、具体的にどんな銘柄を購入しているのかについて解説しました。
2019年に検証した際、2040年の年金の所得代替率は50.8%でしたが、2024年に検証した際は、57.6%まで上昇しており、これはGPIFの運用成績が良好であることを示します。将来の私たちの生活にも直結した話であり、今後も注目すべきであるとし、今回の講座を締めくくりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
(文責:総合研究所)