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直江学美教授が「第58回 北國芸術賞」を受賞

2025.11.10

11/3(月・祝)

本学人間科学部こども学科の直江 学美教授が「第58回 北國芸術賞」を受賞しました。この賞は、北國新聞社より石川県の文化や芸術などの発展に高く貢献した個人や団体に贈られるもので、11月3日(月・祝)に北國新聞赤羽ホール(金沢市)にて授賞式が行われました。
直江教授は長年にわたり、声楽家として幅広く活動する傍らで、金沢ジュニアオペラスクール講師、ラ・フォルジュルネ・金沢、ガルガン音楽祭等キッズプログラムの企画・出演、近年ではうみの合唱団を立ち上げるなど長年にわたりこどもや地域の音楽活動に力を注いでいます。イタリア出身の声楽家アドルフォ・サルコリの音楽活動に関する研究に携わり、本学では、2007年より教鞭をとっています。

直江 学美教授からのコメント

この度「北國芸術賞」を頂けることになりました。私がこのような賞を頂けたのも、地域での活動に深い理解を示してくださる金沢星稜大学に身を置いているからこそだと、改めて感じております。一緒に面白がってくださったり、理解を示して頂けたりすることが、芸術という正解のない活動にとって、何よりの後押しになっています。
また、「誠実にして社会に役立つ人間の育成」という稲置学園の建学の精神は、年を重ねるごとに私の中でその重みを増しています。「誠実であるか」「社会に役立っているか」という問いには、常に立ち返りながら日々の活動を続けています。今回その姿勢を主催の北國新聞社に評価いただいたのではないかと感じております。
これからも、本学の一員として、こどもたちや多くの方々とともに、音楽を通してこの地に豊かな時間とつながりを育んでいけたらと思います。