地域連携・研究

Regional collaboration and Reserch

地域連携センター活動報告書2022

副学長

新 広昭(経済学部教授)


 

 2022年度の地域連携活動は、まだコロナ禍の影響もありながらも本学の学生及び教職員のがんばりに対して地域の多様なステークホルダーの皆様(地域住民・団体、自治体、企業、学校等)が真摯に応えていただいたことにより、質、量ともになんとかコロナ禍前の状態に近いあるいはそれを超える形での地域連携活動が実施できたのではないかと考えています。
 具体的には、星稜ジャンプ地域活動プロジェクト(ちいプロ)や地域連携による地域貢献活動推進事業といった本学の地域連携のための制度に基づく取組み、大学間連携(コンソーシアム石川)によ地域連携の取組み、能登キャンパス構想に基づく取組み、自治体、企業や地域との連携協定等に基づく取組み、その他自治体、団体や企業等との個別の取組みなど実に多様な連携の枠組みの中で活動が実施されました。その数は本報告書に掲載されたものだけでも 50を超えており、全体としてはさらに多くの取組みが行われています。
 今、世界が目指すSDGsの実現に向け、本学とステークホルダーの皆様にとってお互いのメリットになるような連携活動に取組むことより地域に価値を提供していく、このことがこれからの地域連携活動のあるべき姿であり、本学が地域にとって必要とされる存在であり続けるための重要な取組みであると考えています。  
 本報告書は、2022年度における本学とステークホルダーの皆様との連携活動の実績をとりまとめたものですが、同時に本学の産学地域連携活動のシーズ集としての位置付けを持つものです。本学は今後ますますSDGsすなわち持続可能な社会づくりに貢献する産学地域連携活動を積極的に進めていく所存ですので、ステークホルダーの皆様におかれましては本報告書をご一読いただき、本学との連携活動に積極的にご提案、ご参画いただければ幸いに存じます。

2022年度第5回地域連携活動報告会

「地域の未来に貢献する大学の役割」
山本 外茂男 教授(北陸先端科学技術大学院大学産学官連携推進センター長)

1.「地域連携による地域貢献活動」推進事業

活動名 SⅮGs未来都市白山市の賑わい創出事業(総括)-白山・手取川ジオパーク国際認証後のSDGs観光を視野に-
新ゼミナール、曽我ゼミナール、宋ゼミナール、齋藤ゼミナール、石川ゼミナール、梅田ゼミナール、牧野ゼミナール
活動名 白山市外国人の方へのインタビュー調査(地域貢献活動推進事業)~白山市・石川県漁業組合比較検討~
団体名:曽我基礎専門ゼミナール(2年)
活動名 白山市におけるインバウンド誘致に関する考察
団体名:宋基礎専門ゼミナール
活動名 SDGs 松任での海浜レクリエーションと避難経路
団体名:斎藤ゼミナール(人文学部3年)
活動名 白山ひとことブック制作
団体名:石川ゼミナール(2年)
活動名 白山市の戦略目標とKPIの関係性
団体名:梅田ゼミナール
活動名 白山市賑わい創出のためのマーケティング視点でのコンテンツ作成~「地域連携による地域貢献活動推進事業」~
団体名:牧野ゼミナール(3年)
活動名 志賀町小学校英語教育活動プロジェクト
団体名:KSCG(年
活動名 Future Challenge Project 2022〜プロスポーツ発! 誰もが共に暮らし続けられるまちづくりを目指し挑戦する活動~
団体名:地域スポーツマネジメント研究室、新谷研究室
活動名 南砺市桜ヶ池エリアにおけるプレイスメイキング~子ども向けイベント<なんとで>の企画・実施~
団体名:石川ゼミナール(3年)
活動名 羽咋地区における国際交流 ICT 活用支援
団体名:清水ゼミナール
活動名 茅葺き文化に関する絵本づくり
団体名:三好ゼミナール

2.星稜ジャンプ地域活動プロジェクト(ちいプロ)2022

活動名 学生にとって身近に受信できまた発信もできるラジオ
団体名:HACK
活動名 子ども向けのイベントの企画・運営を通して、スキルアップとセンターの活性化を図る
団体名:いしかわ子ども交流センター活性化プロジェクト
活動名 子どもたちに楽しいプログラミング教室を!
団体名:キッズプログラミングアカデミー
活動名 学生が創る子どもの居場所 ~地域に根差した支援活動を目指して~
団体名:食☆活(子ども支援活動)
活動名 映える加賀野菜“vegetable Café ~ベジカフェ~ ” スタイル
団体名:vegetable Café ーベジカフェー
活動名 エコフレンドリーで体にも優しく、平等かつサステイナブルな未来へ。
団体名:FTGs
活動名 能登牛応援星短project
団体名:コスメティックべコリン

3.自治体等との連携協定等に基づく地域連携促進事業(金沢市)

活動名 地域の持続可能な発展事業~がんばろう森本商店街「SDGs宣言」~
団体名:新ゼミナール
活動名 金沢市「かなざわユースプロジェクト2022」への継続参画
団体名:池田ゼミナール(4年)
活動名 夕日寺小学校里山遠足 〜 6 年生に思い出に残る遠足を!〜
団体名:地域スポーツマネジメント研究室
活動名 小学校国際交流支援プロジェクト~小学校の国際交流支援「テディべアプロジェクト」~
団体名:清水フィールド(3年)
活動名 小学校インターンシップ(明成小学校)
団体名:丸井フィールド 2年ゼミ
活動名 ボールあそびの集い
団体名:丸井ゼミナール
活動名 子どもたちとの交流から学ぶ ~ようこそ、金沢星稜大学へ!~
団体名:金沢市立小坂小学校2年生 芥川フィールド基礎演習
活動名 「かなざわ STEAM ラボ for キッズ」における学習サポート
団体名:森永ゼミナール(こどもフィールド演習)
活動名 「金沢マラソン 2022」におけるスポーツボランティア~城北市民運動公園応援ステージの運営・サポート~
団体名:池田ゼミナール(4年)
活動名 泉鏡花フェスティバル 2022 ボランティア活動~地域とゼミの学びをつなぐ~
団体名:山田ゼミナール・プレゼミナール
活動名 キゴ山プラネタリウムで社会を学ぶ ~星と自然の魅力を発信~
団体名:辰島プレゼミナール

4.自治体等との連携協定等に基づく地域連携促進事業(白山市)

活動名 道の駅めぐみ白山のSDGs商品プロモーション事業
団体名:新ゼミナール
活動名 「白山手取川ジオパーク 子どもジオ博士」の企画・運営
団体名:池上ゼミナール(こどもフィールド基礎)森永ゼミナール(こどもフィールド演習)

5.大学間連携による地域連携への取り組み【大学コンソーシアム石川】大学の地元定着推進支援事業

活動名 課題解決型協創インターンシップ事業(総括)
団体名:神﨑ゼミナール、中尾ゼミナール、渡邉ゼミナール、土屋ゼミナール、梅田ゼミナール
活動名 3年生「星大2年生向けオーダーメイド型インターンシップ」 2年生「企業PR動画絵コンテ作成インターンシップ」プログラム
団体名:神崎ゼミナール
活動名 石川県の企業との連携による経営学の知識と実践の融合を目指した講義の実践
団体名:中尾公一ゼミナール
活動名 SDGsの実践を通じた長期的企業成長モデルの提案/a>
団体名:渡邉ゼミナール
活動名 企業活動を通じた社会課題解決への取組
団体名:土屋ゼミナール
活動名 社会的課題解決のための報告書
団体名:梅田ゼミナール

7.その他の自治体及び団体との連携の取り組み

活動名 令和4年度「体育の授業充実・体力向上アクションプラン」(スポーツ庁・石川県教育委員会委託事業)~体育の授業改善プロジェクト~
団体名:大森ゼミナール・フィールド
活動名 未来の地球もカラフルに〜産学官民がパートナーシップを組みSDGsを学びながら実践するイベント~
団体名:地域スポーツマネジメント研究室
活動名 地域財としての加賀れんこん食育活動の実践
団体名:手塚ゼミナール
活動名 「SSTR(サンライズサンセットツーリング ラリー)2022」及び「Premium SSTR」への運営参画
団体名:池田ゼミナール・フィールド基礎演習
活動名 「海ごみゼロ大作戦フォーラム」~浅野川の保全と未来を考える~への運営参画
団体名:池田ゼミナール(4年)
活動名 「令和4年度漂着ごみ組成調査」(石川県「海辺の漂着物調査」)への継続参画
団体名:池田ゼミナール(4年)
活動名 子育て支援メッセいしかわ2022ー 親子で安全に楽しんでもらえる時間を ー
団体名:子育て支援メッセ実行委員会(事務局:(公財)いしかわ結婚・子育て支援財団内)芥川ゼミナール
活動名 福島県伊達郡桑折町で活動して~Tourism Practice(観光演習)での学び~
団体名:Tourism Practice

8.石川県警察本部

活動名 石川県警察本部少年サポートセンターとの連携による少年立ち直り支援活動
団体名:池田ゼミナール、中尾ゼミナール

9.地元企業との連携プロジェクト

活動名 興能信用金庫との連携~地域金融論講義~
代表者氏名:青木卓志(経済学部経済学科・教授)
活動名 日経 STOCK リーグ参加
団体名:壷内ゼミナール(3年)

10.スポーツクラブとの連携プロジェクト

活動名 プロスポーツクラブとの連携プロジェクトでのマネジメント実践
団体名:地域スポーツマネジメント研究室

11.総合型地域スポーツクラブとの連携プロジェクト

活動名 総合型地域スポーツクラブとの連携プロジェクトでのマネジメント実践
団体名:地域スポーツマネジメント研究室(西村ゼミナール)
2022年度の金沢星稜大学地域連携活動の総括
金沢星稜大学地域連携センター長 本康宏史