
地域連携・研究
『地域連携による地域貢献活動』推進事業
「地域連携による地域貢献活動」推進事業とは
SDGs産学地域連携センターでは、地域フィールドを舞台とした教育研究活動を通して、課題解決能力と地域の活力となる新たな知を生み出す力を持った人材を育成することを目的に、地域の課題やニーズを確認しつつ、関係団体と連携して地域の活性化に寄与する活動を推進する事業です。
事業対象
金沢星稜大学、金沢星稜大学女子短期大学部の教員とゼミナール等の学生団体が、専門的な知見と情熱ある行動力を活用し、関係団体と連携して地域の活性化に結び付ける活動を対象としています。
- 教育活動の一環として行われる取組であること。ただし正課授業(ゼミや授業等)以外の活動であること。
- 本学の他の教員及びゼミナール等の学生団体と連携して取り組むことができるものとする。
- 他大学の教員及びゼミナール等の学生団体と連携した取組も可能とするが、活動の運営や費用の支出において本事業の目的に沿った内容であること。
- 学内及び国、県、市町のほか諸団体の各種助成の対象となっている事業は除く。
- 関係団体とは、地方公共団体、公共的団体、NPO・一般社団法人など非営利活動を行う団体とする。なお、企業等による同様の主旨の事業も対象に含む。
2025年度採択実績
Future Challenge Project 2025
代表者 | 西村 貴之 教授(人間科学部) |
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学内連携者 | 西村ゼミナール、新谷ゼミナール |
関係団体 | ツエーゲン金沢(株式会社石川ツエーゲン) |
活動内容 | このプロジェクトは社会的課題となっている「共生社会」の実現に向けて、楽しみながら継続的に取り組むことができる環境づくりを目的としています。具体的には、感情(喜怒哀楽)を共有できる場所、仲間がいる場所、障害のあるなしに関係なく、非日常を楽しむことができる場所として、「ツエーゲン金沢」というプロスポーツクラブを地域資源とし、そのホームゲーム開催に合わせて、「障がい者向けサッカー観戦会(サポート付き)」、「ウォーキングフットボール体験会」、「障害理解・啓発ブース」、「障害を抱えるアーティストによるパフォーマンスステージ」などのイベントを関係者が協働で企画・運営します。 |
津幡町河合谷地域活性化プロジェクト
代表者 | 石川 美澄 教授(経済学部) |
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学内連携者 | 石川ゼミナール |
関係団体 | 津幡町河合谷公民館 |
活動内容 | 2023年度から継続している津幡町河合谷地区での活動は、3年目に入りました。今年度も秋のオータムフェスティバルの企画・実施に向けて、河合谷公民館を中心に石川県立大学瀧本研究室や 地元事業者の皆様と連携を図ります。 この活動を通して、学生自身が河合谷地区の歴史や自然資源、文化資源の可能性に気づき、それを河合谷の 地区内外に伝えることで、域内の「楽しみ」の創造につなげることを目指します。 |
地域資源をWEBに残すウィキペディアタウンプロジェクト
代表者 | 佐藤 将 講師(経済学部) |
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学内連携者 | 佐藤 将ゼミナール、新ゼミナール |
関係団体 | 映像ワークショップ合同会社 |
活動内容 | わが国には多くの歴史資産や文化的に価値のある地域資源があります。これらは写真、映像フィルム、カセットテープ等のオールドメディアで残されているものもありますが、記録装置の劣化等で失われたものも多くあります。そこでウィキペディアタウンと呼ばれる、地域資源のウェブ記事として編集し、掲載する活動を通して地域資源の永続的な伝承を取り組む活動を行っていきます。 この活動を通して、地域住民や地域外の人で郷土の伝統芸能や文化に興味のある人々に対して、地域の歴史や文化の継承について考えるきっかけづくりの構築を目指します。 |
中心市街地活性化を目指した個人商店の魅力発掘と魅力発信
代表者 | 今村 智子 准教授(経済学部) |
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学内連携者 | 今村ゼミナール、石川 美澄 教授、船木 大資 講師、地域システム学科1年次 KKB(18名) |
関係団体 | 武蔵地区商店街 |
活動内容 | 地域システム学科の1年次任意メンバーで立ち上げた地域づくり団体「KKB」と今村ゼミナールとが協力し、武蔵ヶ辻の商店街振興を行います。武蔵ヶ辻周辺の商店街は、金沢市民の台所とよばれていましたが、近年、地元住民の買い物客が減少しています。特に、若者が武蔵ヶ辻へ足を運ぶ機会は減少しています。 そこで、本事業では、武蔵ヶ辻周辺にある商店の魅力を大学生目線で掘り起こし、発信し、若者世代に知ってもらうことをめざします。 |
生物多様性を生かした地域共創型エコツーリズムの実践と若者参加の推進
代表者 | 呉 星辰 講師(経済学部) |
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学内連携者 | 呉ゼミナール、張ゼミナール |
関係団体 | CRAFT SOY SOFT CREAM 5 |
活動内容 | 本活動は、能美市鍋谷町・国造地区において、里山環境や農村文化など生物文化多様性を活かしたエコツーリズムの推進を目的としています。学生が地域の体験活動に参加し、地域と大学が協働で 魅力の再発見と観光資源化を図ります。自然・文化の保全と経済的持続性の両立を目指し、交流と学びの場を創出する取り組みです。 |
身体教育の在り方を考える —仮想空間における身体知の形成に関する教員及び学生との探究的活動—
代表者 | 丸井 一誠 准教授(人間科学部) |
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学内連携者 | 丸井ゼミナール 3年次、島倉ゼミナール 2年次 |
関係団体 | 石川県小学校体育研究大会 |
活動内容 | 今日の教育分野においてはICT技術が普及・活用されている状況ではありますが、まだVRゴーグルを活用した実践事例は少なく、その教育効果や安全性については詳細な検証はされていない現状があります。本活動では新たな価値観に抵抗感が少なく、柔軟な発想をもって取り組むことが期待できる学生と教育経験が豊富で、とりわけ体育科に興味・関心が高い小学校教員とともに、VRゴーグルを用いた実践的な研修を通じて、今後の児童・生徒に対しての身体教育の在り方について検討したり、その可能性について協働的に探究していくことを目的としております。 |
志賀町小学生英語教育実践プロジェクト+(プラス)
代表者 | 前田 昌寛 教授(人文学部)、清水 和久 教授(人間科学部) |
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学内連携者 | 前田ゼミナール、清水ゼミナール、KSCGサークル |
関係団体 | くまの地域づくり協議会、NPO団体 JEARN(グローバルプロジェクト推進機構) |
活動内容 | 石川県志賀町の地域活性化を目的として、志賀町の小学生との交流を行います。このプロジェクトは、人文学部生の「英語スキル」と人間科学部生の「子どもへの指導スキル」を活かし、両学部の学生が協力し合う取り組みです。 志賀町の小学生には、国際交流の楽しさや英語を使うおもしろさを体験してもらいながら、ふるさと石川の魅力についても互いに学び合える機会を提供します。具体的にはVRゴーグルを使って海外旅行の体験や、台湾との交流を想定したワークショップや 英語を使ったクリスマス会など、自然に国際交流に親しめる活動を企画しています。 |
南砺市桜ヶ池エリアにおけるインタープリテーションと実践
代表者 | 石川 美澄 教授(経済学部) |
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学内連携者 | 石川ゼミナール |
関係団体 | 一般社団法人地域発新力研究支援センター(PARUS) |
活動内容 | 本活動の目的は、南砺市桜ヶ池エリアにある公共施設「南砺市クリエイタープラザ」(以下、桜クリエ)におけるインタープリテーションのあり方を検討し、その具体的なツールを制作し試験運用することです。 インタープリテーションのツールとしては、セルフガイド用のマップや展示物、QRコード等を活用したガイドブック等を検討します。正課で得た知識を活用しながら、自分たちが考えたインタープリテーションをマップや展示物として具現化し、現場で試験運用することを目指します。 |
グリーンシーズンにおけるスキー場麓の活用を考える
代表者 | 石川 美澄 教授(経済学部) |
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学内連携者 | 石川ゼミナール |
関係団体 | ペンシオーネセイモア兼サウナはくさん |
活動内容 | 本活動の目的は、グリーンシーズンにおける白山セイモアスキー場麓の新たな活用方法を提案・実施することです。先進事例の分析や白山セイモアスキー場運営会社や麓事業者に対する聞き取り等を通じて、大学生と地元事業者が連携してワークショップやアクティビティの実証実験を行います。その結果を基に、次年度からの取り組みについての提案をまとめ、報告することを目指します。 |
「地域連携による地域貢献活動」推進事業これまでの活動
お問い合わせ
金沢星稜大学 SDGs産学地域連携センター
〒920-8620 石川県金沢市御所町丑10番地1
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E-mail:chiiki-renkei@seiryo-u.ac.jp